イルミネーションの見積書を初めて受け取ると、「この金額は何にかかっているのか」が読み取れないことがあります。商品の金額と取り付けの金額が1枚に混ざっていたり、撤去の費用が入っていなかったりするからです。当店ルミレントでは、商品代は当店が、取り付けの作業費は提携の施工会社が、それぞれ別に見積もります。見積書を2枚に分けて読むと、他社の見積もりとも比べられるようになります。この記事では、その読み方と、あとから追加になりやすい項目をまとめました。

見積書は「商品代」と「作業費」に分かれている
取り付けまで頼む場合の費用は、次の6つでできています。費用ガイドに載せている表と同じものです。
| 費用の項目 | 何にかかるか | 誰が見積もるか |
|---|---|---|
| プラン作成 | どこに何を飾るかの設計。写真から当店が無料で設置イメージと商品代の概算を作ります | 当店(無料) |
| 商品代 | ライト・電源・コード類。各商品ページの価格のとおり。レンタルは期間分の料金 | 当店 |
| 設置と撤去の作業費 | 取り付けと取り外しの人件費。高さ・範囲・本数で変わります | 施工会社 |
| 電気工事 | 仮設電源の引き込みや分電盤への接続が必要な場合。電気工事士の作業 | 施工会社 |
| 運搬・高所作業車 | 高い木や建物の上部に付ける場合の高所作業車、資材の運搬 | 施工会社 |
| 申請・保険・保守 | 道路使用などの申請が要る場合の手続き、点灯期間中の点検と故障対応 | 施工会社 |
上の2行が商品側、下の4行が工事側です。見積書が1枚にまとまっている場合も、行ごとにどちらの側かを分けて読むと、金額の根拠が見えてきます。施工費は設置場所の高さや広さ、電源の引き込みの有無で変わるので、施工会社が現地を確認してから出します。先に数字だけを約束する見積もりは、現地を見てから変わることが多い見積もりです。
商品代の行で見るところ
商品代の行には、品名と数量と単価が並びます。見るべきは次の4つです。
- 球数と長さ。ストレートライトは100球で約9m、つららライトは1セットで約3m幅というように、商品ごとに長さが決まっています。木1本に100球を5〜10セット、手すりは長さをセットの幅で割る、という数え方で、数量の根拠を自分でも追えます。
- 電源が付いているか。電源別売の商品は、コード類(110円〜)が別の行に出ます。この行がないのに電源別売の商品が並んでいたら、あとから追加になります。
- 連結できる本数。並木や長い手すりは、1つの電源から何本つなげるかで電源部の数が決まります。連結できる本数は商品ごとに違います。
- レンタルなら期間と送料。当店のレンタルは10日から3ヶ月で、期間は商品が届いた日から数えます。送料は往復4,400円で、30,000円以上のご注文は無料です(沖縄・離島は別途)。
当店は約370点の業務用ライトすべてに価格を載せているので、見積書の品番を商品ページで引けば、単価の裏付けがその場で取れます。

作業費が上がる3つの条件
作業費は、高い場所、夜間の作業、電源の引き込みがあると上がります。
- 高い場所。脚立で届かない高さは高所作業車が入ります。車両代と、車を停める場所の確保が要ります。
- 夜間の作業。営業中に作業できない店舗や商業施設は、閉店後の夜間作業になり、人件費が上がります。
- 電源の引き込み。近くに屋外コンセントがない場所は、仮設電源の引き込みか分電盤からの配線が必要で、電気工事士の作業になります。
逆に言うと、脚立で届く範囲を昼間に、既にあるコンセントから取る構成にすると、作業費は小さくなります。見積書を見て作業費が大きいと感じたら、この3つのどれが入っているかを施工会社に聞いてみてください。
あとから追加になりやすい項目
見積書に書いていないと、点灯後や撤去のときに追加になりやすいものです。注文の前に、含まれているかを確かめてください。
| 項目 | 確かめること |
|---|---|
| 撤去の作業費 | 設置だけの見積もりになっていないか。撤去の日程と費用が入っているか |
| 電源部・延長コード | 電源別売の商品に対して、コード類の行があるか。屋外なら防雨型か |
| 固定の資材 | 結束バンドや固定金具が作業費に含まれるか |
| 仮設電源・電気工事 | コンセントがない場所の電源をどこから取るか決まっているか |
| 申請 | 歩道や道路にかかる場合の道路使用許可など、申請の手続きを誰がやるか |
| 保守 | 点灯期間中に消えたとき、誰がいつ直すか |
| 保管 | 購入の場合、撤去した商品を翌年までどこに置くか。レンタルなら返却するだけ |
| 送料 | 商品の送料が入っているか。当店は購入2,200円、レンタル往復4,400円、30,000円以上で無料 |
相見積もりを比べるコツ
何社かに見積もりを頼むなら、同じ数量表を渡してください。場所ごとの本数と長さ、色、点灯期間、電源の位置、届け先、工事の有無が書いてあれば十分です。数量表が違うと、安い見積もりが「本数が少ないだけ」ということが起きます。
見積書が集まったら、商品代と作業費を分けて並べます。当店の経験では、会社ごとの差が一番出るのは商品代ではなく作業費の条件で、撤去を含むか、高所作業車が入るか、夜間作業かで金額が変わります。商品代は商品ページの価格で裏が取れるので、作業費の条件をそろえてから比べてください。レンタルの見積もりは、期間の起点が届いた日なのか点灯日なのか、送料が往復で入っているかも確かめます。
当店の見積書に書いてあること
当店は、商品代の見積書を出します。飾りたい場所の写真と、おおよその幅や高さを送っていただければ、使う商品と数量、商品代の概算を無料でお返しします。取り付けまで頼みたい場合は、提携の施工会社が現地を確認して施工費を見積もり、施工のご契約はお客様と施工会社の間で結んでいただきます。見積書・請求書・納品書を発行し、法人のお客様は請求書払いもご相談いただけます。
業者を選ぶ段階の方は、レンタル業者の選び方の記事もあわせてご覧ください。商品選びから取り付けまでまとめて相談したい方は、イルミネーションの施工・設置業者のページからどうぞ。
よくあるご質問
見積もりは無料ですか
商品代の概算と設置イメージは無料です。施工費の見積もりは、施工会社が現地を確認してから出します。
商品だけ買って、取り付けは自分たちでやってもいいですか
はい。脚立で届く範囲なら、商品代と送料だけで済みます。その場合は施工会社の現地確認は不要です。
電気代はどのくらいですか
LEDのストレートライト100球は約6Wで、1日6時間、30日点灯しても約34円です。電気代の計算ツールで、使う本数から試算できます。
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