オフィスや会社のエントランスを冬に飾るとき、決めることは飾り方そのものより、その前の手続きです。ビルの管理会社に何を確かめるか、稟議に何を書くか、受付の担当の方が無理なく扱える量はどれくらいか。この記事では、受付とガラス面、エントランスの外を飾るときの決め方を、当店ルミレントの商品の税込価格を使って順に説明します。脚立で届く範囲は総務や受付の方でも取り付けられます。高所は提携の施工会社が取り付けます。

どこに飾るか。ガラス面・受付・エントランスの外
オフィスで飾る場所は、外から見えるガラス面、来客が最初に立つ受付、エントランスの外の植え込みの3か所です。来客の印象を変えたいなら受付、通りを歩く人に見せたいならガラス面、と目的で選びます。幅10mほどのエントランスなら、次の構成が目安です。
| 場所 | 商品と数量 | 商品代(税込) |
|---|---|---|
| ロビー | ツリーセット120cm(幅約65cm)レンタル1ヶ月 | 7,900円 |
| ガラス面 | SHカーテンライト162球(幅300cm×高さ100cm)18,150円×2 | 36,300円 |
| 受付カウンター | ストレートライト88球(長さ870cm)3,850円×2 | 7,700円 |
| 合計(送料は別。30,000円以上は送料無料) | 51,900円 | |
ツリーの価格は11月10日までのご注文の早割価格で、11月11日からは120cmの1ヶ月が9,350円になり、合計は53,350円です。ロビーが広いなら180cmのツリーセット(幅約95cm)が1ヶ月14,200円(11月11日からは18,700円)です。ツリーのサイズと本数の決め方はお店・オフィスのツリーの記事にまとめました。

ビルの管理会社に確かめること
テナントとして入っているビルでは、飾る前に管理会社へ連絡します。自社の区画の中でも、ガラス面は外から見えるので、ビルの決まりに関わることがあります。次の5つをまとめて聞くと、やり取りが1回で済みます。
- 飾る場所が自社の区画か、エントランスや植え込みのような共用部か。共用部は管理会社の許可が要ります
- コンセントを使ってよいか、屋外の電源はあるか
- 商品の搬入と、脚立を使う作業の時間帯
- 点灯してよい時間。夜間の消灯時刻がビルで決まっているか
- 布の飾りを足すとき、防炎の物が必要か
最後の防炎は、消防法で決まりがあります。高さ31mを超えるビル(高層建築物)や地下街では、カーテンや布製のブラインド、じゅうたんなどの「防炎対象物品」に、防炎性能のある物を使う義務があります(東京消防庁の案内)。対象の品目には「室内装飾のために壁に沿って下げられている布製のもの」も含まれます(品目の一覧)。ライトやツリーは一覧にありませんが、布の幕やタペストリーを一緒に飾るときは、管理会社か最寄りの消防署に確かめてください。
稟議に書くこと
稟議は、商品代と送料、作業費、電気代を分けて書くと、金額の根拠が見えて通りやすくなります。当店は全商品の価格を公開しているので、商品代は商品ページの価格がそのまま根拠になります。見積書・請求書・納品書を発行し、銀行振込と、法人のお客様は請求書払いもご相談いただけます。
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 商品代 | 当店の見積書(商品ページの税込価格) |
| 送料 | 購入2,200円・レンタル往復4,400円。30,000円以上は無料(沖縄・離島を除く) |
| 作業費 | 社内で取り付けるなら0円。高所は提携の施工会社の見積書 |
| 電気代 | 電気代の計算ツールで本数から試算 |
購入した物の経理の扱いも、聞かれることがあります。国税庁の案内では、取得価額が10万円未満の物は、使い始めた事業年度に全額を損金経理すれば、その年度の損金にできます。10万円未満かどうかは「通常1単位として取引されるその単位ごと」に判定します(国税庁 No.5403)。会社ごとの処理は経理のご担当者に確かめてください。見積書の見方は見積書の読み方の記事にまとめました。

レンタルか購入か
カーテンライトやストレートライトは購入の商品です。ツリーはレンタルと購入の両方があります。180cmのツリーで比べると、1ヶ月のレンタルは14,200円、購入は19,300円です(どちらも11月10日までの早割価格。11月11日からはレンタル18,700円、購入24,600円)。1年だけならレンタル、毎年同じ受付に飾ると決まっていて、箱を置ける倉庫があるなら購入のほうが2年目から安くなります。
レンタルは届いた箱に入れて、同梱の着払い伝票で返送するだけです。購入品を置く場所が社内にあるかも、あわせて確かめてください。比べ方はツリーのレンタルと購入の記事で実際の料金を並べています。
季節ごとに入れ替える
受付の飾りを季節で替えるなら、ライトは毎年使い、季節ごとの飾りはレンタルで借りる、という分け方にすると、保管するものが増えません。
| 時期 | 飾り |
|---|---|
| 10月 | ハロウィンツリー(高さ150cm・レンタル10日26,400円から) |
| 11月〜12月 | クリスマスツリーとガラス面のカーテンライト |
| 1月〜2月 | ツリーを返して、カーテンライトはそのまま。2月はバレンタインのハートのライトを受付に |
レンタルの期間は10日から3ヶ月で、商品が届いた日から数えます。11月25日に届いて1ヶ月+10日なら返送の期限は1月4日で、年始の営業開始まで受付に置けます。年末の最終出社日に箱詰めして返送する場合は1ヶ月を選ぶ、というように社内の予定に合わせて期間を選びます。いつ外すかの決め方はいつ外すかの記事にまとめました。

取り付けと点灯の管理
ガラス面のカーテンライトは、窓枠の上に結束バンドやフックで止めて下げます。受付のストレートライトはカウンターの縁に沿わせます。どちらも脚立で届く高さなら、30分から半日が目安です。吹き抜けの上やビルの外壁、2階以上の窓の外側は、提携の施工会社が取り付けます。
点灯と消灯はタイマーにすると、最後に退館する人が操作しなくて済みます。電気代は小さく、上のストレートライト(1本4W)を2本、1日8時間、30日点けると使う電気は1.92kWhで、約60円です(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhで計算)。来客が床のコードにつまずかないよう、コードは壁ぎわかカウンターの裏を通してください。
相談から点灯までの進め方
- ご相談フォームかお電話で、飾りたい場所と時期をお知らせください。エントランスの写真は確認メールへの返信で送れます。
- ライトの種類と数量を提案し、商品代の見積書をお送りします。稟議にそのまま添付できます。
- 高所の取り付けをご希望なら、提携の施工会社が現地を確認して作業費を見積もり、管理会社と日程を合わせます。
- 商品は当店から発送します。レンタルはお届け日を指定できます。届いたらまず点灯を確かめてください。
店舗やオフィスでよく使う商品は店舗・施設のイルミネーションのページに、取り付けまで含めたご相談はイルミネーションの施工・設置業者のページにまとめています。飾る前に、エントランスの写真から点灯後のイメージを設置シミュレーターで作れます。稟議の資料にも使えます。
よくあるご質問
稟議用に見積書だけ先にもらえますか
はい。飾りたい場所の写真と、おおよその幅と高さをお知らせいただければ、商品と数量、商品代の見積書をお送りします。
請求書払いはできますか
法人のお客様は請求書払いをご相談いただけます。見積書・請求書・納品書を発行します。
受付の担当者だけで飾れますか
ツリーの組み立てと、脚立で届く高さのライトなら、受付や総務の方で取り付けられます。ツリーは組み立てて、付属のライトとオーナメントを飾ります。高い場所は提携の施工会社が取り付けます。
ガラスの外側に付けてもいいですか
外側はビルの共用部や外観に関わるので、管理会社の許可を先に取ってください。屋外では防水規格IPX4の商品を選び、接続部は雨の当たらない位置にします。
※画像はイメージです