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商店街のイルミネーション。補助金の使い方、組合での決め方、街路灯への取り付け

商店街のイルミネーション。補助金の使い方、組合での決め方、街路灯への取り付け

商店街のイルミネーションは、1人の担当者で決められることが少ない飾り付けです。組合の総会で予算を通し、補助金を申請し、街路灯への取り付けを許可してもらう。この3つの段取りが、商品を選ぶより先に来ます。当店ルミレントには、春の補助金の時期と、点灯前の10月に商店街の組合や振興会のご相談が届きます。商品代は税込で、取り付けは提携の施工会社が行います。この記事では、補助金の使い方から街路灯への取り付けまでを、組合の進め方の順に説明します。

夕暮れの商店街の通り。街路灯のポールに電球色のストレートライトを巻き、店先の軒にはつららライトを下げて点灯している
街路灯のポールと店先の軒。通り全体に同じ光の色を揃えると統一感が出ます

補助金は「交付決定の前に発注しない」が最初の決まり

商店街のイルミネーションには、自治体や商工会議所の補助金が使えることが多く、レンタル費用が対象経費に入る制度もあります。制度ごとの名前と金額は商店街・自治体のイルミネーション補助金ガイドにまとめています。どの制度にも共通する決まりが2つあります。

  • 交付決定の前に発注したものは対象にならない。見積書は先に取り、注文は決定の通知が来てから
  • 相見積もりが要る制度がある。商品代は当店の見積書、作業費は施工会社の見積書と、2社以上の見積書を揃える

当店は全商品の価格を公開しているので、申請書に書く商品代は商品ページの価格がそのまま根拠になります。品番と数量を書いた見積書を出しますので、申請の書類にそのまま添付できます。

時期組合でやること
4〜6月補助金の公募を確認。飾る範囲と数量を決めて、商品代と作業費の見積書を取る。総会で予算を通す
6〜8月申請。街路灯の所有者(自治体や組合)に取り付けの許可を相談する
9〜10月交付決定のあと発注。レンタルはお届け日を指定。施工会社と作業日を決める
11月取り付けと点灯式
1〜2月撤去。レンタル品を返送。実績報告に納品書と写真を添える

実績報告には、商品の品番と数量、点灯中の写真が要ることが多いです。当店の納品書は品番と数量が載っているので、報告の資料にそのまま使えます。

組合での決め方。「通り全体で1色」から始める

商店街で意見がまとまらないのは、店ごとに好みの色が違うからです。おすすめは、通り全体で光の色を1色に決めて(電球色が多いです)、店先の飾りは各店に任せる形です。通り全体の分(街路灯・アーケードの梁・並木)を組合の予算で、店先の分を各店の予算で、と分けると総会で通しやすくなります。

商店街の通り(幅約60m)の飾り方の図。街路灯のポールにストレートライト、店先の軒につららライト、通りの両端にストリートモチーフ
商店街の通り(幅約60m)。場所別の飾り方20パターンより

商品代の目安は、街路灯のポール1本にストレートライト(3,850円)を1〜2本、店先の軒1間につららライト(11,000円から)を1本、通りの入口にストリートモチーフ(29,150円から)という組み合わせです。街路灯20本と店先30軒の通りで、商品代は30万〜80万円の幅に収まることが多いです。アーケードの梁に沿って飾る場合は、ストレートライトを連結して1本の線にすると、少ない数量で通りの長さが出ます。商店街でよく使う商品と数量の例は商店街・アーケードのページにあります。

街路灯への取り付け。許可・電源・高所の3つ

街路灯のポールにライトを巻くときに先に確かめるのは、所有者の許可、電源、作業の高さの3つです。

確かめること内容
許可街路灯が自治体のものなら道路管理者に、組合のものなら総会で。道路上に脚立や高所作業車を置く日は、道路の使用の届け出が要ることがあります。届け出は、設置する組合か施工会社が出します
電源街路灯の電源を使えるかは所有者に確認します。使えない場合は店先の屋外コンセントから延長コードで取るか、電源のない場所はソーラーライト(3,080円から)にします
高所脚立で届く範囲は組合員の皆さまで取り付けられます。ポールの上部やアーケードの天井は、提携の施工会社が高所作業車で取り付けます
屋外の防雨コンセントにライトのプラグを差し、コードが壁を上って軒先のライトにつながっている線画
店先の屋外コンセントから取るのが基本。接続部は地面から上げます

ポールに巻くライトは、歩く人の目の高さに光が直接入らない向きにし、結束の間隔を狭くして風でずれないようにします。屋外の固定と防水の確認は屋外の設置チェックリスト12項目にまとめています。

点灯式と撤去。組合で分担を決めておく

点灯式は、商店街の飾り付けで一番人が集まる日です。前日までに取り付けを終え、当日の昼に全部の点灯を確かめておくと、式の時間に消えている箇所で慌てません。式の日に決めておくことは3つです。

  • 点灯の時刻と、誰がスイッチを入れるか(タイマーで自動にする場合も、式の日だけ手動にする)
  • 点灯中に一部が消えたときの連絡先(組合の担当者と、当店の電話番号)
  • 写真を撮る人。実績報告と翌年の総会の資料に、点灯中の写真が要ります

撤去は1月の中旬から下旬が多いです。取り付けと同じく、脚立で届く範囲は組合員の皆さまで、高所は提携の施工会社で分担します。レンタル品は商品ごとに箱に戻し、届いた箱に入れて着払いで返送します。箱に品番と本数が書いてあるので、戻す数を数えながら箱に入れると、返却漏れが出ません。購入品は、翌年の取り付けが楽になるように、場所ごとに袋を分けて品番を書いた札を付けて保管します。

開いた段ボール箱の中に、束ねたストレートライト3つとアダプター、折った伝票が入っている線画
レンタル品は届いた箱に戻して着払いで返送します

レンタルと購入、商店街ではどちらが合うか

毎年同じ通りに同じ数量を付けるなら、2年目からは購入のほうが安くなります。ただし購入品は翌年まで保管する場所が要り、組合の倉庫がない商店街では持ち回りになって傷みやすいです。補助金が単年度の制度なら、その年の事業費で完結するレンタルのほうが書類も通りやすい面があります。

レンタルの期間は10日から3ヶ月で、商品が届いた日から数えます。11月中旬の点灯式から1月の撤去まで飾るなら、「11月10日ごろに届けて1ヶ月+1ヶ月」が合います。届く日は取り付けの前日にすると、点灯前に期間を使いません。返却は届いた箱に入れて着払いで送るだけです。

相談から点灯式までの進め方

  1. ご相談フォームかお電話で、通りの長さと街路灯の本数、時期をお知らせください。通りの写真は確認メールへの返信で送れます。
  2. ライトの種類と数量を提案し、商品代の見積書をお送りします。補助金の申請書にそのまま添付できます。
  3. 取り付けをご希望なら、提携の施工会社が現地を確認して作業費を見積もり、作業日を決めます。
  4. 交付決定のあとにご注文。商品は当店から発送し、取り付け後に点灯します。

見積書・請求書・納品書を発行し、組合のお客様は請求書払いもご相談いただけます。取り付けまで含めたご相談はイルミネーションの施工・設置業者のページから、費用の全体像は費用・料金相場ガイドでご確認ください。

よくあるご質問

補助金の申請書に添付する見積書を出してもらえますか

はい。品番・数量・単価・合計を書いた見積書をお送りします。宛名は組合や振興会の名称で発行できます。

街路灯の上のほうは誰が付けるのですか

高所作業車が必要な箇所は、提携の施工会社が取り付けます。脚立で届く範囲は組合員の皆さまで取り付けられます。

点灯式の日に合わせて届けてもらえますか

お届け希望日を指定できます。取り付けの前日か2日前の到着にすると、点灯式に余裕をもって間に合います。

去年の購入品と混ぜて使えますか

できます。お手持ちの商品の品番か写真を送っていただければ、同じ色のライトを選んで足します。

※画像はイメージです

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